お店紹介

吉祥寺周辺のおすすめショップを紹介します。

串焼きとお酒 かんむり

居心地が良い串焼き専門店

今回ご紹介するのは京王井の頭線 久我山駅から徒歩1分、2020年11月20日にオープンした串焼きとお酒のお店「かんむり」です。

■お店の特徴を教えて下さい。

古き良き時代をコンセプトに、懐かしいと感じられる内装や外観、雰囲気にしています。骨董品や古材を仕入れてきて随所で使用しています。波柄や市松模様といった和柄など、昔から使われているものを取り入れています。例えばお店の入口の脇に置いている「営業中」と書かれた木の板は水車小屋で使われていた壁の板でしたり、壁に飾ってある絵は雰囲気に合うように取り揃えたりしています。カウンターも古い木材の天板を使用しています。色々なお店に行き、自分自身が食事に来て落ち着ける場所はどういうお店なのかと考え具現化してきました。店名の「かんむり」というのは鶏のトサカのことです。いくつか候補がありましたが、全国の焼き鳥店で「かんむり」というお店の名前が個人で調べた中では見つかりませんでした。かなり検索して出てこなかったので他店と同じ名前では無いほうが良いと思い「かんむり」にしました。

■メニューついて教えて下さい。

串焼きが専門なので串焼きをメインにして合間に一品料理を食べていただくようなメニューをコンセプトとしています。串焼きのポイントはまず備長炭を使用しています。焼いている間にも刷毛でいろいろ塗るなどの調理をしています。串の打ち方や大きさにもこだわっています。通常の焼き鳥よりも1.5倍程大きいと思います。肉汁が失われにくいちょうど良い大きさにしています。「葱盛りせせり」は首のお肉ですが、焼き上げた後に白髪ネギを盛ります。串焼きなのでそのまま食べようとするとネギがこぼれてしまうのですが、そこが醍醐味として串のまま食べていただきたいです。やはり串焼きは串のまま食べていただくのが1番美味しいと思います。他に驚かれるのは手羽先です。手羽先は骨を抜いてあります。通常の手羽先のイメージだと、骨が2本あるいかだのものだと思いますが、その骨が無く開いてないそのままの状態で刺して焼きます。皮が開いてないので、その皮が肉汁が失われるのを防いでくれます。通常だと肉汁と肉の旨味が30%程失われますが、この手羽先だと10%から15%に抑えられます。ですので、お持ち帰りしていただいて冷めてしまった場合でも、肉汁が留まってくれているので温め直していただいても美味しく食べられます。他に串焼きだと「チーズピー」です。ピーマンを半分に切って中にチーズを入れて、外側を豚バラで巻いて塩とペッパーをかけます。ピーマンは丸ごと使用しているので食べ応えがあると思います。

■お店を運営する上で大切にしていることを教えて下さい。

一番大切にしているのは接客、お客様への対応です。居心地が良い空間でお食事していただきたいという想いです。まだまだ完璧ではないところもあると思いますが、お店全体で一生懸命真摯に対応させていただきます。全従業員はホール・キッチンに関わらず、目配り、気配り、心配りをモットーに営業させて頂いてます。受け身の接客ではなく、気持ちよく過ごして頂くために攻めの接客を心がけています。回転率を上げるという考えはなく、逆に居心地良く感じていただけるほうが嬉しいです。41席あるのでご家族やカップル、仲間同士や団体でもお越しください。

■今後の展開や目標を教えて下さい。

まずは「かんむり」を地域で一番支持される程のお店にしていきたいです。もし2店目3店目を出すのであれば近隣で出していきたいとは思いますが、まずはここのお店を強いお店、昨今の情勢にも負けない強い店にしていきます。

■ご来店されるお客様へメッセージをお願いします。

機会があれば是非カウンターに座っていただきたいなと思います。このカウンター席が一番の特等席だと思います。当店のカウンターはハイカウンターになっていてお寿司屋さんと同じく調理しているとこが全部見えます。聞きたい時に聞ける、注文したい時に注文できます。「それ美味しそうだから1本こっちにもお願い」といったように焼いているものに興味を持っていただいたり、それについてお話をすることができたりします。焼き上がったものを目の前、2秒程でお客様に出せるので手羽先の皮が油でジリジリとなっている状態を見られます。是非一度お越しください。

串焼きとお酒 かんむり

  • 東京都杉並区久我山4-1-9 久我山ビル 1F
  • TEL 03-5941-6991
  • 通常営業時間:17:00~24:00 (L.O23:00) ※2021年1月8日~2021年2月7日は12:00~20:00で営業
  • 定休日:年中無休 ※臨時休業あり
  • URL: https://www.kanmuri-cocoterrace.com/

グルメ | 2021年01月14日(木)