クリスマス・ミッション
あと10日ほどでもうクリスマスですね、こんにちは。
今日はクリスマス絵本?の紹介をさせていただきます。
『空飛ぶトナカイの物語』
(ロバート・サリヴァン著、集英社、1998)
絵本のわりに字が小さくて難しい言葉が多いので、
小さいお子さんにはちょっとわかりにくいかもしれません。
でも、世界中の子どもたちのために書かれた本であることは間違いないです。
クリスマスがテーマでありながら、すごく科学的な内容になってます。
気象学者、動物学者、物理学者、北極探検家、プロカメラマン、某有名大学名誉教授、はてはアメリカ合衆国元大統領まで!
実在する、高名なひとたちがインタビューに登場し、ただひとつのことを証明していくんです。
彼らが証明してくれること、それはサンタ・クロースが確かに存在するということです。
読んでいるうちにすごくわくわくしてきます。
特にトナカイが飛べるという説明の部分なんかもう。
トナカイの角は追い風を調節できるとか防風ゴーグルの役目を果たすとか毛細血管の仕組みによって南半球と北半球を行ったりきたりしても大丈夫とか、そういうことを動物の専門家が真剣に語ってくれるわけです。
もう興奮しますね!
クリスマスのプレゼントにどうでしょうか。
サンタなんているわけねーよという反抗期のお子さんとかにどうですか。
いけると思いますよ。